八王子は、東京都心から西へ約40km、58万人が暮らす多摩地区最大の都市です。
都心と山梨・長野を結ぶJR中央線の他、JR横浜線、JR八高線、京王線が東西南北に結節しています。
また、道路では、中央自動車道八王子ICから都心まで30分足らず、甲府・諏訪方面へも繋がっています。
さらに、圏央道も繋がり、首都圏西部のほとんどの業務核都市まで1時間圏内で移動可能な「交通の要衝のまち」です。
八王子には、約1,600の製造業が立地し、大手企業の 研究所も含め、優れた製品開発型の企業や高度な加工技術力を持つ企業が多数集積する一方、市内の各駅周辺の商店街や駅ビル、スーパーのほか、老舗からアウトレットまでが揃う商業都市でもあります。
八王子野菜の生産高は都内で第1位、あこがれの高級店から庶民派グルメ、個性的な和洋菓子など、食文化も多彩。
また、中核病院として大学病院が2つもあり、高度医療・救急医療も身近なところで安心して受けられる、「職住近接」が可能な暮らしやすいまちです。
ミシュランの観光ガイドで紹介され、年間多くの観光客が訪れる「高尾山」や、まちの中心を流れる浅川など、自然を身近に感じることができるのも八王子の大きな魅力。
緑豊かな丘陵地帯に囲まれた市内随所にある公園などでは、四季折々の美しい自然の姿に触れることができます。
絹産業を基盤として発展し“桑都(そうと)”と称された八王子。戦国時代の名将・北条氏照が八王子に居城を築いたことから始まり、霊山・高尾山への人々の祈りが、 この地に育まれた豊かな文化を未来へと紡いでいく「桑都物語」は、国の「日本遺産」に認定されました。桑都の歴史を唄や踊りを通じて連綿と伝える「八王子芸妓」、80万人が訪れる「八王子まつり」、国の重 無形民俗文化財「八王子車人形」など、八王子の歴史と伝統文化は今でも脈々と息づいています。